少人数学級、中学校も導入検討 政府が骨太の方針に追加

古賀大己
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 政府は18日、今年の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」を閣議決定した。今月上旬の原案公表後、公立中学校への少人数学級の導入を検討することなどが新たに盛り込まれた。与党からの要望を反映させたもので、年末の来年度予算案の編成で焦点になる可能性がある。

 菅政権では初めての骨太の方針となる。菅義偉首相が掲げたグリーン(脱炭素化)とデジタル化、地方創生、子育て支援の4分野で重点施策を並べた。

 新たに加えた少人数学級の導入をめぐっては、文部科学省が昨年、小学校と中学校での実現をめざしたが、財務省が反発。小学校では2025年までに段階的に導入することになり、中学校での導入は見送られた経緯がある。しかし、与党内には文教族を中心に中学校での導入を求める声が根強く、原案公表後に追記されることになった。

 また、老朽インフラ対策などの公共事業を進める国土強靱(きょうじん)化についても「必要・十分な予算を確保」と新たに明記された。国土強靱化は自民党二階俊博幹事長の肝いり事業だ。(古賀大己)