コブハクチョウの追跡調査始まる 生態系への影響懸念

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河合博司
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 神奈川県の鳥研究者や獣医師ら6人が18日、山梨県富士河口湖町の河口湖畔で、外来種のコブハクチョウに行動を追跡調査する足輪を取りつけた。付近では、昨年から繁殖が確認されており、生態系への影響が懸念されている。

 コブハクチョウは全国の湖沼で確認され、皇居のお堀などでも見られる。愛らしい見た目が人気を集める一方で、生態系への悪影響を指摘する声もある。千葉県の手賀沼では約170羽まで増え、周辺の水田でイネを踏み荒らされたり食べられたりする被害が出ている。

 富士五湖でも2019年は精進湖で、20年から河口湖で繁殖するようになった。環境調査を請け負う「地域自然財産研究所」(都留市)の篠田授樹(さずき)代表(55)は「野放し状態が続くと数年で100羽以上に増え、手賀沼と同じ状況になる可能性がある」と指摘。今回、県の許可を得て調査に乗り出した。

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