自民、銀座クラブ訪問3氏の復党検討 慎重論根強く

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 緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブなどを訪れた問題で自民党を離党した松本純衆院議員ら3人について、復党させる方向で党内で検討に入った。ただ離党から4カ月余りしかたっておらず、世間の反発が予想されるなか、党内からは慎重意見も出ている。

 銀座のクラブを訪問し、2月に離党したのは松本氏(神奈川1区)と、いずれも衆院議員の大塚高司(大阪8区)、田野瀬太道(奈良3区)の3氏。

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自民党に離党届を提出した後、会見で頭を下げる(左から)大塚高司、松本純、田野瀬太道の3衆院議員=2021年2月1日午後3時11分、東京・永田町の自民党本部、恵原弘太郎撮影

 国会が閉会し、自民党は次期衆院選に向けて候補者が決まっていない「空白区」への対応を急いでいる。空白区は10選挙区程度あり、3氏の選挙区についても候補者選定は進んでいない。

早すぎる復党 身内から慎重論

 もともと党内では3氏の選挙区には候補者を立てず、無所属で当選した後に自民に復党させるという案が取りざたされてきた。「衆院選前の復党では世論の理解が得られない」(党幹部)との理由だった。

 一方で、党本部が離党勧告をした際にも「政治とカネ」の問題で刑事裁判に発展して離党した河井克行氏や吉川貴盛氏らと同じ扱いになることについて、党内からは「厳し過ぎる」との意見もあった。ただ当時、公明党議員も銀座クラブに行っていたことが明らかになり議員辞職に追い込まれたため、結局3人とも党を離れる結果になった。別の党幹部は「コロナ禍でなければ、こんなことにならなかった。早く復党させるべきだ」との声も漏れた。

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