大阪・女性店主殺害、常連客の男はカメラ外し隠蔽工作か

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 大阪市北区のカラオケパブで経営者の稲田真優子(まゆこ)さん(25)が殺害された事件で、大阪府警は19日、店の常連客で会社員の宮本浩志(ひろし)容疑者(56)=兵庫県西宮市=を殺人容疑で大阪地検に送検した。宮本容疑者は18日に逮捕された時、「店には行ったけど、やってない」と容疑を否認したという。

 宮本容疑者を乗せた捜査車両は午後0時40分過ぎ、大阪市中央区の府警本部庁舎を出発した。後部座席に座った宮本容疑者は顔を下に向けており、表情はうかがえなかった。

 捜査1課によると、逮捕容疑は11日午後9~10時ごろ、北区天神橋4丁目のビル5階のカラオケパブ「ごまちゃん」店内で、稲田さんを刃物で殺害したというもの。

 14日に店の関係者らが、店内で倒れ、死亡している稲田さんを見つけた。遺体には首など十数カ所に刺し傷や切り傷があり、司法解剖で失血死と判明した。

 捜査関係者によると、パブが入っているビル入り口にあった防犯カメラの映像に宮本容疑者らしき人物が11日夜に出入りする様子が記録されていた。店で稲田さんと2人きりになる時間帯もあったとみられる。

 パブの店内には防犯カメラが設置されていたが、事件後に取り外されていたことがわかった。府警は容疑者が事件の様子を隠そうとした可能性があるとみて調べている。