「性善説でやるしかない」 五輪の観客をどう考えるか

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聞き手・枝松佑樹
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 東京五輪パラリンピックは、国内の観客を上限1万人まで入れる方向で調整が進んでいます。一方、政府の新型コロナウイルス対策を助言してきた専門家らは、無観客が望ましいと提言しました。プロ野球やJリーグに感染対策を助言してきた三鴨広繁・愛知医科大教授(60)に、五輪で観客を入れることは可能なのか話を聞きました。

 みかも・ひろしげ 1989年、岐阜大学医学部卒。感染症学が専門。日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が昨年3月に設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の専門家チームのメンバー。

 ――スポーツにおいて観客を入れるのはどれくらい重要ですか。

 プロとアマチュアで違うんじゃないですか。

 プロは観客が来てくれないと食べていけない世界ですよね。アマチュアは必ずしもお客さんがいなくても良いと思います。

「無観客がベター」

 ――五輪は観客を入れる方向で議論されています。

 感染リスクをできるだけ減らしたいなら、無観客でやるのがベターです。

 ただ、今の感染状況なら、観客を入れるのは色んな意味でやむを得ないでしょう。

 観客がいた方が高揚する、演技やパフォーマンスが良くなるという選手もいますので、入れてあげたいという気持ちもあります。

 ――プロと五輪で感染リスク…

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