アルメニアで総選挙 隣国との紛争敗北めぐり激戦

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エレバン=石橋亮介
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 昨年、隣国アゼルバイジャンとの紛争でナゴルノ・カラバフの実効支配地域の多くを失ったアルメニアで20日、総選挙(改選前132議席)が行われる。パシニャン首相代行の与党は、「敗戦」の責任を問われて支持率が急落。コチャリャン元大統領率いる政党連合が逆転している。ただ、両陣営とも過半数には届かない可能性が高く、当面は内政の混乱が続きそうだ。

 アルメニアでは現職首相の立候補が禁止のため、パシニャン氏は辞任して総選挙に臨んだ。17日、首都エレバンで約1万2千人の支持者を前に、「経済成長で軍を増強し、国の安全保障を強化する」と主張。国境付近からのアゼルバイジャン軍の撤退や捕虜の早期奪還を約束した。

 コチャリャン氏も18日の大規模集会で、大幅な譲歩を伴う停戦に合意したパシニャン政権を厳しく批判。現在は大統領より権限が大きい首相就任を目指しており、「平和か恥のどちらを選ぶかの選択だ」と呼びかけた。

 アルメニアは、昨年9~11…

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