リンゴ日報編集長ら初公判 政府指定の裁判官が保釈却下

有料会員記事

香港=奥寺淳
[PR]

 中国政府に批判的な香港紙「リンゴ日報」を発行する「壱伝媒(ネクストデジタル)」の経営と編集部門のトップ2人が香港国家安全維持法国安法)違反の罪で起訴され、19日に裁判所で初公判が始まった。弁護人は2人が国の安全に危害を与えることはないとして保釈を求めたが、裁判官は却下した。

 起訴状によると、ネクストデジタルの最高経営責任者(CEO)の張剣虹氏とリンゴ日報編集長の羅偉光氏、また法人としてのリンゴ日報を含む関連3社は、昨年7月から今年4月にかけ、同紙創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏とともに、中国や香港政府への制裁を外国の組織に呼びかけて「外国勢力と結託」したとされる。

 初公判で、警察が同紙本社からパソコン40台以上、情報が保存されたサーバー16台を押収したことが明らかにされた。警察は、同紙が掲載した約30本の記事に問題があったとしている。

 国安法関連の裁判は政府が指…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。