「お母さん」の解放求め 都内でスーチー氏の誕生日集会

ミャンマーはいま

笠原真
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 ミャンマー国軍のクーデターで拘束されたアウンサンスーチー氏が76歳の誕生日を迎えた19日、在日ミャンマー人らが東京都渋谷区国連大学前で集会を開いた。「早く元気な姿を見せて」と寄せ書きをしたり歌ったりしながら、スーチー氏の早期解放を訴えた。

 民主派を日本から支える「サポートCRPHジャパン」などが集会を主催した。

 国軍が2月に起こしたクーデターで自由を奪われ、いまは軟禁場所さえ明らかにされていないスーチー氏に連帯の意思を届けようと、250人以上が参加。主催者が準備した白い布に、「これからも長生きしてね」「早く家族や私たち国民にも会えますように」といったメッセージを思い思いに書き込んだ。

 「ハッピーバースデー・アメー(お母さん)・スー」と書かれた誕生日ケーキも用意され、参加者は一人ずつナイフで入刀。豊島区の清掃業イイカインさん(41)は「どこにいても私の気持ちはスーチーさんと同じだと、思いを込めてナイフを入れました」。

 友人と2人で訪れた大田区の留学生イタジンミエさん(24)は、一輪の赤いバラを髪飾りにして参加した。「赤いバラは強さのイメージ。スーチーさんにも私の力が届いてほしい」(笠原真)