退任するスズキの鈴木修会長 40年以上主導の功と罪

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長谷川智
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 スズキで長くトップに君臨した鈴木修会長(91)が、25日の株主総会で相談役に退く。軽自動車業界とインド市場で存在感を発揮し、3兆円企業に育てた。地元・静岡では称賛論も根強いが、最近は不正事案の頻発や市政への過剰介入で批判を受ける。功罪を冷静に見極める必要がある。

 修氏は岐阜県出身で、中央大学を出て名古屋市の中央相互銀行(現愛知銀行)に就職。スズキ創業者の孫娘と結婚した。入社3年目で愛知県豊川市につくる工場建設の責任者となり頭角を現す。数字に強く緻密(ちみつ)な一方で、大胆さもあった。

 1978年、48歳で4代目…

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