元トップ安蘭けいの葛藤 異動や娘役、熱望したあの役も

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河合真美江
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すみれForever:27

 「王家に捧ぐ歌」のアイーダ、「赤と黒」のジュリアン・ソレル、そして「スカーレット・ピンパーネル」のパーシー……。代表作は数々。安蘭(あらん)けいさんは1991年に77期生として入団し、雪組を経て星組でトップスターとして活躍した。卓越した歌唱力と表現力で、いまも舞台やドラマで躍動するとうこさん(愛称)に、宝塚時代のとっておきの話を聞いた。

宝塚歌劇団OGのみなさんが、次の人を指名しながらリレー形式で登場するインタビュー企画。今回は、元星組・雪組トップ娘役の月影瞳さんから、安蘭さんへ。

 「エリザベート」日本初演(1996年)のときは雪組で5年目でした。男役だぜーとカッコつけていた頃だったので、少年の皇太子ルドルフ役は全く自分の中になくて。オーディションに受かったときはうれしい半面、大丈夫かと思いました。

 新人公演では主役のトート(黄泉(よみ)の帝王、死)。ルドルフで高音ばかり歌っていたので低音が出なくて。一路(いちろ)真輝(まき)さん(本役)のおしりにくっついて学ばせてもらいました。学びたい時代だったから、すごくガツガツしていたはずです。トートってカッコイイじゃないですか。曲もいいし、まだ舞台の怖さを知らなかったので最高にのびのびとしていた。楽し過ぎました。

 雪組から星組へ。人間関係が…

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