上司を守るため…それでも「犠牲者」うむ残業後の裏技

写真・図版
マンガ・米澤章憲
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 メーカー社員です。若手社員に課される業務が多く、みんな夜遅くまで残業しています。一方、上司は残業時間が規定を超えないように、とも言う。

職場のホ・ン・ネ メーカー勤務の20代女性

 退社する際、社員カードをかざしてドアを開けると同時に退社時刻が記録される。何時まで残っていたかが後でわかるようになっている。

 上司に迷惑をかけたくないので、みんな退社時刻の記録が残らないように退社する「裏技」を使っています。残っていた仲間の一人がドアを開け、他の数人が一気に外に出るんです。ドアを開ける人は残業時間が少ない人から選んだり、じゃんけんで決めたり。退社記録を残す人は上司から注意される可能性があるので「犠牲者」って呼ばれています。

 仕事を家に持ち帰る仲間もいます。業務量と勤務時間管理の板挟みにあっています。(関東地方・20代女性)

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