市議が本会議中にLINE 公費配布のiPad Pro

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松岡大将
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 23日まで開かれていた佐賀市議会の本会議中、市議たちの間で、公費で配布されたタブレットの目的外使用が相次いでいた。ヤフーニュースで週刊誌のデジタル版の記事を読んだり、LINEでメッセージを返信したり。議会事務局も「事実なら基準違反の可能性が高い。モラルに任せていたのだが……」と困惑する。

 今月4日と7日、11日の3日間、記者が一般質問を傍聴してわかった。

 4日、佐賀空港(佐賀市)へのオスプレイ配備問題や文化財保護などの施策について、市の見解をただす質問が続くなか、江頭弘美議員(自民さが)は自席でタブレットをスタンドに立てかけ、ヤフーニュースを見ていた。「元時津風親方が明かす『雀荘(じゃんそう)、風俗店通いの真相と妻との離婚』」というタイトルの記事を左手の親指でスクロールしながら読んでいた。

 江頭議員は11日も、県出身で「北海道開拓の父」とされる島義勇の功績をたたえる施策や林業振興策に対する質問が続く中、倒産したアパレル大手「レナウン」元社員へのインタビュー記事を見ていた。

 江頭議員は朝日新聞の取材に対し、一般質問中にネットニュースを見たことを認め、「オスプレイや島義勇をヤフーで検索するうちに見てしまった」と釈明。ヤフーのトップ画面はグーグルのトップ画面と違い、検索機能のほかにニュース一覧がある点を挙げ、記者に対し「あなたも見ない? ヤフーから入るか、グーグルから入るかの違い。ただそれだけ。ずっと見ていたわけではない」と話した。

 ほかにも本会議中にニュースを見たり、LINEを使っていたりした議員も。佐賀市議会はさらに高性能のタブレットに更新する予定です。なぜ多額の公費を使って議員に配布するのでしょうか。

 7日、オスプレイ配備や災害…

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