デジタル庁は「赤プリ」跡地 家賃は4倍増の月7千万円

中島嘉克
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 9月に発足するデジタル庁のオフィスが複合施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」(東京都千代田区)内の高層ビル内に決まり、準備を進めている内閣官房IT総合戦略室と番号制度推進室が21日、業務を始めた。これまで業務をしていた港区虎ノ門の民間ビルが手狭になるため引っ越した。家賃は月あたり7千万円超で、4倍に増える。

 「赤プリ」の愛称で知られたグランドプリンスホテル赤坂の跡地に立つ紀尾井タワーの19、20階に入居し、21日から約350人が業務を始めた。デジタル庁発足時には非常勤職員を含めた500人規模となる。オフィスの面積は非開示。ビルは地下鉄永田町駅に直結し、Zホールディングスやヤフーが入居している。

 家賃にあたる契約額は年間8億8700万円。直近まで約300人が働いていた虎ノ門のビルは同2億2400万円だった。平井卓也デジタル改革相は紀尾井タワーを選んだ理由を「国会や霞が関から近く、ワンフロアの面積が非常に大きい」などと話している。(中島嘉克)