16歳の誕生日、両足切断の危機 すさんだ心救った介護

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下地毅
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 夏の甲子園が夢だった。やんちゃでもあったからバイク事故をおこして両足切断の危機に遭った。西原隼登(はやと)さん(34)=和歌山市=は今は「介護ユーチューバー」となり、介護職の楽しさを知ってもらうという新しい夢を追いかけている。

 スポーツ万能だった。なかでも小学1年生で始めた野球に熱中した。夏にテレビで見る選手は誰もがかっこうよくて憧れた。中学3年生で軟式の和歌山市代表に選ばれ、いくつもの高校から誘われた。

 暗転したのは高校1年生の5月、16歳の誕生日。授業をぬけてバイクに乗った。

 痛くなかった。立ちあがろうとして、ぺたんとへたりこむタコになった錯覚にとらわれた。「足が無くなった」。

 とたんに襲ってきた激痛。自…

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