企業のワクチン接種、本格始動 目立つ「現場優先」

有料会員記事新型コロナウイルス

橋本拓樹、木村聡史 若井琢水、田中奏子
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 新型コロナウイルスワクチンの職域接種が21日、企業でも本格的にスタートした。経済正常化への期待を込め、顧客と接する現場の働き手を優先する企業が目立つ。中小企業のための合同接種も始まった一方、拠点や人が分散しており、接種に慎重な企業もある。

 JR東日本の篠崎礼さん(42)は、首都圏のダイヤ管理を担う東京総合司令室で司令長を務める。21日に1回目の接種を済ませ、「安全・安定輸送には感染予防が一番の課題。早くワクチンを打てて安心して業務に励める」と話した。

 同社は東京と仙台で接種を始めた。運行に不可欠な、司令や信号などの業務に携わる社員らを優先。接種後の副反応や体調不良で運行に支障が出ないよう、勤務明けや休日に接種できるよう日程を組んでいる。

 同様に大企業では、人と接する機会の多い職種や、在宅勤務が難しい人を優先する動きが目立つ。日本郵政グループは、手紙や荷物を配る郵便局員や、窓口の担当者ら現場の働き手を優先。さらに当初の接種対象を、41歳以上か基礎疾患がある人に絞っている。

 大阪市のユニバーサル・スタ…

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