世界が3分割?広がるネットの分断、混迷するルール作り

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編集委員・吉岡桂子 宮地ゆう
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 経済や安全保障において重要度が増し、米中がしのぎを削る「データ競争」。6月の主要7カ国首脳会議(G7サミット)では、中国を念頭に、信頼できる国どうしの自由なデータ流通などの重要性を確認した。ただ、先進国以外では中国と足並みをそろえる国も少なくなく、国際的なルール作りは混迷している。

 6月中旬に英国で開かれたG7サミットでは、感染症対策や環境問題に焦点が当たるなか、「データ」も主要議題の一角を占めた。インターネットやデータの活用は人々の生活を便利にする一方、時には民主主義に牙をむくと警告した。

 「民主主義的価値を損ない得る、政府によるインターネットの遮断やネットワークの制限といった措置への反対を確認する」

 首脳宣言にはデジタル関連の…

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