JAL従業員が野菜の出荷作業 乗客減って異業種に参戦

戸田拓
【動画】JALグランドサービス札幌社員がブロッコリー出荷=戸田拓撮影
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 北海道の新千歳空港で荷物などの運搬業務を担当するJALグランドサービス札幌の社員が21日、JAながぬま(北海道長沼町)で旬のブロッコリーの出荷作業をした。

 新型コロナウイルスの流行で旅客便が減便・運休されたことに伴い、日本航空グループは道内でも社員の企業や官庁への在籍出向を進めている。

 この日は航空機への荷物、貨物の積み下ろしを担当している30~40代の男性社員7人が、発泡スチロール箱に詰め込まれたブロッコリーに鮮度を保つための氷をかぶせる作業などに取り組んだ。

 手荷物係長の千葉雅亮さん(43)は「ほかの仕事を経験できるのはとても貴重。狭い空間でフォークリフトに注意しながら作業するのは同じだが、野菜の選別をロボットが行うなど、農業の現場は空港よりIT化が進んでいた」と話していた。JAながぬまへの出向は、人を入れ替えながら10月末まで続く。(戸田拓)