五輪観客数やリスク管理、WHOが組織委などと協議へ

新型コロナウイルス

ロンドン=金成隆一
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 東京五輪の観客上限などについて、世界保健機関(WHO)の緊急対応責任者マイケル・ライアン氏は21日の記者会見で、大会組織委員会や国際オリンピック委員会(IOC)と週内に協議すると明らかにした。新型コロナウイルスの検査や換気の方法、リスク管理も議題になるという。

 WHOは昨年2月からIOCや大会組織委員会がつくったタスクフォース(作業部会)に入り、コロナ対策について助言している。

 ライアン氏は「私たちが喜んでいるのは、この数週間で日本の感染率が持続的に下がっていることだ」と述べた。最近1週間の日本の感染率について「米国でその3倍、ブラジルで30倍、英国で11倍、ロシアで9倍、フランスで3倍、オランダで5倍の数値が出た」と他国と比較しながら紹介。「大規模イベントを催している他の多くの国々と比べても、感染状況が良好であることに留意することが大切だ」と述べた。

 観客上限については、日本政府、東京都、大会組織委員会、IOC、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者が21日に「収容人数の50%で1万人まで」とすることで合意。感染状況が変われば、無観客での開催を検討する可能性も残している。(ロンドン=金成隆一)

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