NY株、586ドル高 6営業日ぶり値上がり

真海喬生=ニューヨーク、細見るい
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 米ニューヨーク株式市場で21日、主要企業でつくるダウ工業株平均が6営業日ぶりに値上がりした。米国の利上げが早まるとの見方から、ダウは先週大幅に値下がりしたが、この日は反動で買い戻された。終値は、前週末より586・89ドル(1・76%)高い3万3876・97ドルだった。

 先週は米国の利上げが早まるとの観測から、ダウが5日連続で値下がりし、下落幅は計1200ドル近くに達した。週明け21日の東京市場もこの流れを引き継ぎ、日経平均株価は一時1千円超値下がりした。その後のニューヨーク市場では、値下がりした株式が割安とみられて買い戻す動きが広がり、ダウを構成する全30銘柄が上昇した。

 米国では景気の急回復で物価上昇の勢いは強まっており、金融緩和がいつ縮小されるかに注目が集まっている。市場では、当面は金融政策の動向をめぐり、株価は不安定な値動きが続くとの見方が多い。

 22日の東京株式市場は、日経平均株価が5営業日ぶりに値上がりし、前日より502円14銭高の2万8513円07銭で取引が始まった。その後、上げ幅は一時800円を超えた。前日の米国市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも買い注文が広がっている。(真海喬生=ニューヨーク、細見るい)