「現状では無理」から1年で逆転 旗手、万能型で代表に

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辻隆徳
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 攻撃から守備まで複数のポジションをこなせる万能型プレーヤーに吉報が届いた。東京オリンピック(五輪)男子サッカー代表が22日に発表され、DF旗手(はたて)怜央(れお)(川崎)が選ばれた。五輪の1年延期によって自らの可能性を大きく広げたことで、18人しか入れない狭き門をこじ開けた。

 「現状では無理。今のままでは(五輪メンバー入りは)正直厳しいと思います」。プロデビューを果たした昨年2月には、随分と弱気な発言をしていた。

 プロ1年目の昨季、川崎ではサイドの攻撃的MFなどで出場機会を得たものの、同期の三笘薫の陰で目立った存在ではなかった。ところが、シーズン終盤に転機が訪れた。左サイドバックの登里享平が負傷離脱。代役として、旗手に白羽の矢が立った。

 順大時代は1年のときに関東リーグで9得点を挙げて新人王を獲得し、大学屈指のストライカーだった。コンバートへの戸惑いはなかったのか。

 旗手は言う。「ポジションに…

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