中国の駐米大使、離任へ 「中米関係は重要な岐路に」

北京=冨名腰隆
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 中国の崔天凱駐米大使(68)は21日(日本時間22日)、大使館のウェブサイトで談話を発表し、近く離任することを明らかにした。中国政府は後任人事について発表していないが、謝鋒外務次官(57)、秦剛外務次官(55)らの起用が取りざたされている。

 崔氏は駐日大使や外務次官を経て、2013年に駐米大使に就任。習近平(シーチンピン)国家主席が信頼する外交官とされ、約8年間の長期にわたり駐米大使を務めた。

 崔氏は在米華人に向けたメッセージの中で「現在、中米関係は重要な岐路に立たされている」としたうえで、「米国の対中政策は再構築の段階にあり、対話・協力か対抗・衝突かの選択が迫られている。在米華人同胞が健全で安定した中米関係の貢献者となるよう希望する」と期待を示した。(北京=冨名腰隆