画面に猫、議長選にビンゴ…地方議会リモート化への挑戦

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 「議会報告会をオンラインで開催!」

 先日、子どもが通う東京都品川区の保育園に、こんなポスターが貼られていた。民間企業と同様に、コロナ禍で地方議会にもリモートの波が押し寄せているのか……。そんな思いで調べてみると、こうした取り組みは全国的にみても珍しいという。我々の生活に近い地方議会の「リモートワーク」事情は。

リモートでも「全員集合」

 5月中旬の土曜日。オンライン会議システム「Zoom」で開催された東京都品川区議会(定数40)の議会報告会に、記者も参加してみた。

 オンライン報告会は昨年12月以降、区議会の委員会ごとに5回開催され、計65人の住民らが参加した。議会事務局によると、この数は2019年5月に区内のイベントホールで議会報告会を開いた時の参加者よりも多いという。

 オンライン報告会は、事務局にメールで参加を申し込むと、招待メールが送られてくる。議員がSNSで参加を呼びかけており、区民以外でも参加できるという。

 記者が参加した日は、パソコンやタブレットを活用した「ICT教育」がテーマ。区議会文教委員会所属の議員が、小中学校の取り組みを報告。記者を含めた27人の住民らが参加し、「端末のトラブルはないか」「学校内のインターネット環境は」などの質問が出た。

 ただ、ある議員が資料を画面で共有しようとしたものの、「画面が……重くて動かない」といった場面も。ミュート(消音)を忘れた参加者の男性が画面に大きく映し出され、男性の前を猫がのんびり通り過ぎていく様子が映るハプニングもあった。

 また、オンラインでの開催だ…

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