自慢のご飯いかが? 高齢者施設が弁当販売のわけは

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及川綾子
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 コロナ禍で外出もままならない中、高齢者向けサービスを展開する事業所が、地域の高齢者らに弁当を販売する取り組みを始めている。バランスの取れた食事による健康維持のほか、食を通じての外出や交流の機会確保にもつながっている。(及川綾子)

都内4区で月200食以上 デイ利用者の声から始まる

 4月下旬の午後、高齢者らが送迎車から降りると、東京都目黒区の「なないろクッキングスタジオ自由が丘」に入った。「料理を通して高齢者の可能性を引き出す」ことを目標にしている料理教室のような介護保険のデイサービスだ。

 1回の定員は20人で、利用者の平均年齢は約82歳。最も手厚い介護が必要な要介護5の人や認知症の人、車いすの人、高次脳機能障害の人も通う。赤や黄色など色とりどりのエプロンを身につけ、健康チェックや座学を済ませると、分担して調理に取りかかった。

 この日のメニューは、サワラ…

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