コオロギ香る洋菓子 徳島大発ベンチャー企業が開発

斉藤智子
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 粉末状に加工した昆虫のコオロギを使った洋菓子が誕生した。徳島大発ベンチャー企業「グリラス」(徳島県鳴門市)が立ち上げたブランド「C.TRIA(シートリア)」の第1弾商品で、2種類の味が楽しめるクッキーチョコクランチだ。「虫の日」の6月4日に発売した。

 2019年設立のグリラスは、農業や食品加工の残渣(ざんさ)をえさに使い、たんぱく質が豊富な食用コオロギを養殖している。「無印良品」の良品計画(東京)と共同開発して20年に売り出した「コオロギせんべい」はヒット商品となった。

 クッキーは、市岡製菓(小松島市)と共同開発し、ビターなココア味と、ハーブ&ガーリック味。2種セットで8枚入り780円、16枚入り1290円。チョコクランチは寿製菓(鳥取県米子市)と開発し、10個入り980円(いずれも税込み)。コオロギパウダーの香ばしさや天然油分を生かした商品だ。

 グリラスのオンラインストアや徳島阿波おどり空港(松茂町)で販売していて、今後取扱店舗を増やしていくという。渡辺崇人CEOは「お菓子だけでなく、食卓で主菜となる商品を夏に向けて開発している」とも話す。(斉藤智子)