万葉集に見る性の多様性 詩人マクミランさんがひもとく

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 6月は性的少数者への理解を促す「プライド月間」。「多様性と調和」をうたう東京五輪にあわせ、国内でも関連施設や条例が整備されるなどの取り組みがみられる。一方で「理解増進法案」の国会提出が見送られたことが示すように、性的少数者をめぐる環境には課題が横たわる。詩人、翻訳家のピーター・J・マクミランさんは、「万葉集」の作品を通じ、かつてこの国が持っていた多様性への寛容さに思いをはせる。

万葉集からの引用と英訳

我が背子(せこ)は玉にもがもなほととぎす声にあへ貫(ぬ)き手に巻きて行(ゆ)かむ

(『万葉集』巻17・4007 大伴家持)

My Darling Husband,

how I wish you were a bead

so that I could thread you

with the song …

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