「何か力に…」社長の悔悟 女性殺害容疑の少年再逮捕

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横山輝、角詠之
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 東京都立川市のホテルで男女が殺傷された事件で、東京都あきる野市の無職少年(19)=殺人未遂容疑で逮捕=が23日、殺人などの疑いで警視庁に再逮捕された。かつて「優しい性格だった」という少年は事件前、周囲に社会への不満を口にしたり「仕事が決まった」とうそをついたりしていたという。家族や元上司は「何か力になれたのではないか」と悔やんだ。

 少年は今月1日、立川市のホテルで派遣型風俗店で働く女性(当時31)を刺殺し、助けようとした男性店員(25)にも重傷を負わせた疑いがもたれている。

 少年は東京都の西部にあるあきる野市で生まれ育ち、両親と暮らしていた。

 家族や同級生によると、中学を卒業するまで、周囲には「どこにでもいる、普通の少年」と映っていた。

 母親は朝日新聞の取材に、「小学生の頃はたくさんの友達を家に呼んで遊んでいた」と話した。好物は焼きそばパンで、買って帰ると必ず「ありがとう」とお礼を言った。「思いやりがある」と母親は思っていた。

 中学で同級生だった会社員の男性(19)も「優しく、家族思い」との印象が強い。

 反抗期で両親を悪く言う友人も多いなか、少年は母親について「よく話をする」「大好きなんだよ」と繰り返した。サッカー部の後輩(18)はランニング中のかけ声が小さくなりがちだった入部直後、「声出しな」「一緒だから恥ずかしくないよ」と声をかけられた。「あたたかい先輩だった」と振り返る。

 違う側面が見え始めたのは…

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