「午後9時以降、無観客で」埼玉知事ら要望 東京五輪

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 東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの競技会場がある自治体の首長らと国、大会組織委員会などとの連絡協議会が23日、都内であった。首長らからは、午後9時以降に実施される競技を無観客とすることや、マラソンなどの路上競技での感染対策についての質問や要望が出た。

 五輪の観客上限については、まん延防止等重点措置が7月11日までに解除されることを前提に「収容人数の50%までで、上限1万人」とすることで決定し、競技スケジュールも現行の計画を維持した。これについて、特に夜の競技の観客の扱いについて、出席した首長らから異論が出た。

 重点措置の対象地域のさいたま市では、イベントの開催を午後9時までとしている一方、市内の「さいたまスーパーアリーナ」で開催される五輪のバスケットボールの一部が午後9時開始となっている。埼玉県の大野元裕知事は「午後9時以降は無観客開催を要望する」と提案。千葉県熊谷俊人知事も「劇的な改善がない限り、午後9時以降は無観客で」と要望した。

 午後9時以降に始まる競技はバスケットボールのほか、3人制バスケット(青海アーバンスポーツパーク)、バレーボール(有明アリーナ)、ハンドボール(国立代々木競技場)などがある。組織委の橋本聖子会長は「(重点措置の期限の)7月11日までに感染状況を踏まえつつ、実務的に協議し判断したい」と述べた。