「宇宙からの帰還」読んで飛行士になった 野口聡一さん

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 宇宙飛行士野口聡一さん(56)は、高校生の時に読んだ立花隆さんの著書「宇宙からの帰還」が、職業を選ぶきっかけになったという。宇宙飛行のあとには立花さんと対談もした。野口さんに、立花さんとの思い出を聞いた。

 「宇宙からの帰還」が出版されたのが1983年。私は高校生で、本格的に自分の将来を考える時期でした。「宇宙戦艦ヤマト」とか「スター・ウォーズ」とかで宇宙への一般的な興味はありましたが、職業として、人生の選択として飛行士を意識したのは明確にあの本がきっかけでした。

 あんまり明るい本じゃないですよね(笑)。

 あの本を読んで、飛行士を(めざすのを)やめようと思う高校生も多いかもしれない。「宇宙かっこいい」「ロケットすごい」という話ではありません。飛行士という職業の、表向きの華やかさだけでなくて、内面の葛藤や宇宙に行った後の人生も含めて非常に深く掘り下げている。

 宇宙を経験した人は非常に少…

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