次はプラ製スプーン有料化? 霞が関のセブンで実証実験

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川田俊男
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 コンビニエンスストアでもらえるプラスチック製のスプーンが来春にも、「無料・無条件」では配られなくなる。プラごみを減らすために環境省が「プラスチック資源循環促進法」という新しい法律をつくり、使い捨てプラ製品の削減対策を義務づけることになったからだ。どんな店や製品が対象になりそうなのか。

周知徹底へ 実証実験開始

 6月中旬、環境省厚生労働省が入るビル(東京・霞が関)で、ある実証実験が始まった。地下1階にあるセブン―イレブンで、総菜などの商品を同社の「nanaco(ナナコ)カード」で買う際に、スプーンなどの使い捨てのプラ製品を受け取るのを辞退した場合、3ポイント(3円分)のボーナスポイントがつくというものだ。

 今回の実験では、対象の商品をチルド弁当やパスタ、グラタン、総菜、サラダ、スイーツとし、対象のプラ製品をデザート用を含むスプーンとフォーク、先割れスプーンとした。国の庁舎などに入っている計6店舗で30日間実験し、客の反応や店員の負担感などを調べるという。

 新法では、大量の使い捨てプラ製品を配っている小売店に、何らかの削減策を義務づける。有料化や、紙製など代替素材への切り替えのほか、実証実験のように客に必要かどうかを聞いて、辞退を促すことなども想定する。

 店の規模や使い捨てプラ製品の具体的な内容は今秋をめどに決まる見通しだ。大手や中堅のスーパー、コンビニのほか、ファストフード店やカフェなど、多くのプラ製品を無料で渡している会社が対象となるのは確実そうだ。クリーニング店のプラ製ハンガーやホテルの部屋にある歯ブラシ、クシなども検討されるとみられる。環境省の担当者は「周知期間を長くとることで、早く対応してもらえるようにしたい」と話す。

■リサイクル・自主回収 さら…

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