ジップエア、台湾など2都市に就航へ 国内最後発LCC

友田雄大
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 LCC(格安航空会社)のジップエアは今年度中に、今の3路線を6路線に倍増する考えだ。西田真吾社長が朝日新聞の取材に応じ、計画中の米西海岸に加え、台北(台湾)などアジア2都市の就航をめざすと語った。

 同社は日本航空子会社で、国内最後発のLCCとして昨年10月に運航を始めた。2機態勢で、成田を拠点にソウル・バンコクに就航し、昨年末にホノルル路線も開いた。

 新規就航先の台北は感染拡大以降に観光需要がいち早く戻り、半導体など貨物需要も強いとみる。加えて、台北と合わせて飛びやすいアジアの1都市への就航も考えている。約1カ月で実質休止したホノルル路線も7月から再開し、冬以降に米西海岸へ就航する考えだ。

 今後の需要回復に備えて運航態勢を強化するが、現状は厳しい環境で290人乗りの機体に乗客より乗務員の方が多い便もあるという。LCCでは珍しく中型機を使い、貨物収入があるものの、苦戦が続いている。(友田雄大)