「URLばらまくだけで稼げる」 男2人に業務禁止命令

杉浦幹治
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 「URLをばらまくだけで稼げる」などと事実と異なる説明をして、オンラインカジノゲームの契約を結ばせていたなどとして、消費者庁は23日、「NO―VA(ノーヴァ)」と呼ばれるアプリを運営していた男2人に対して、特定商取引法違反(不実告知など)で15カ月間の取引等停止と業務禁止を命じた。

 発表によると、2人は東京都新宿区大阪市に住む個人事業主。2人は登録料として最低13万円を支払い、カジノゲームの利用者かアプリの利用者のどちらかを増やせば、それに応じて報酬が得られるなどと説明し、2018年10月ごろから会員を集めていた。実際は、ゲームへの課金を月2万~3万円負担したり、2カ月連続で新規利用者を100人以上獲得したりしなければ説明通りの報酬を得られない運用をしていた。2人は月に300万~1千万円の報酬を得ていた。キプロスの法人が運営しているかのように装い、「日本の法律は適用されない」とうその説明をして、クーリングオフにも応じていなかったという。

 全国の消費生活センターには、このアプリに関連する相談が18年度以降、2202件寄せられていた。相談の9割以上は20代からで、中には456万円を投じた人もいたという。杉浦幹治