立憲と共産の閣外協力「あり得ない」 連合・神津会長

鬼原民幸
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 立憲民主党の最大の支持団体である連合の神津里季生会長が23日、都内で講演し、立憲を中心とする政権が誕生した場合、共産党との閣外協力は「あり得ない」との考えを示した。立憲の枝野幸男代表が共産との「パーシャル(部分的)な連携」に言及したことを踏まえ、神津氏は「非共産」の立場を鮮明にした。

 講演で神津氏は、「共産は民主主義のルールにのっとって物事を進める組織と言えない」とし、「(立憲が)連立するなんて意味不明だ」と述べた。「安全保障や日米同盟など国のあり方の根幹にかかわる考え方が違う。閣外であっても(協力は)あり得ない」と語った。一方、次期衆院選に向けた候補者の一本化は、「そういう努力は政治の世界でしっかりやってほしい」とも述べた。

 枝野氏は17日、政権交代が実現した場合でも、共産との連立政権は「考えていない」としたうえで、「(法案ごとに協力する)パーシャルな連携や、候補者の一本化について努力していきたい」と語っている。(鬼原民幸)