米民主党のNY市長予備選、すぐには勝者決まらず

ニューヨーク=中井大助
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 米国最大の都市、ニューヨークの次期市長が事実上決まる民主党の予備選が22日に開かれた。どの候補もすぐに過半数に届かず、勝者が決まるまで時間がかかる見通しだ。

 ニューヨークでは今回の市長選から、有権者が最大で5人の候補に順位をつけて投票する「優先順位付き投票」が導入された。どの候補も「第1選択」で過半数に届かない場合は、「第2選択」以下の投票結果も集計し、勝者を決める。「死票」が減って民意が反映されやすいとされる一方、集計作業には時間がかかる。

 ニューヨーク・タイムズによると、民主党の予備選は「第1選択」の暫定集計の結果、開票率85%の時点でブルックリン区長のエリック・アダムス氏(60)が約31%の得票率でトップ。元市長顧問のマヤ・ワイリー氏(57)が約22%、前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)が約20%で続いている。一方、共和党の予備選ではボランティアの自警団ガーディアン・エンジェルス」の創設者、カーティス・スリワ氏(67)が約72%の得票率で勝利を確実にした。(ニューヨーク=中井大助