医師かたり健診 容疑で元専門学校講師逮捕 大阪府警

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 医師免許がないのに医師として健康診断をしたとして、大阪府警は23日、元専門学校講師、上横手千文(うわよこてちふみ)容疑者(58)=神戸市垂水区=を医師法違反(無資格医業)の疑いで逮捕し、発表した。上横手容疑者は容疑を認め、「医師免許をとったことは一度もない」と話しているという。

 生活環境課によると、上横手容疑者は昨年10~12月に大阪府内の3企業を訪れ、計約340人に対し、健康診断で問診をしたり、インフルエンザ予防接種が受けられるかを判断したりした疑いがある。知人女性が3社に紹介したという。

 上横手容疑者は当時、大阪市内の医療系専門学校に勤務していた。神戸市内の病院の精神科常勤医に応募していた今年1月、病院側が容疑者が示した医師免許証が偽物だと気づいた。実在する医師の医籍登録番号が使われていたという。

 専門学校によると、上横手容疑者は今年2月に体調不良を理由に退職した。担当者は「医師として活動していたことはまったく知らなかったので驚いている」と話した。