専用端末で児童の位置確認、保護者に通知 埼玉の市

堤恭太
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 埼玉県戸田市綜合警備保障(ALSOK)と提携して市内全12小学校の通学路に防犯カメラを張り巡らせるとともに、専用端末を持つ子どもがカメラ近くを通るとその位置情報を保護者がアプリを使ってスマホなどで確認できる見守りシステムを導入した。子どもの位置情報も確認できるシステムを導入するのは県内では初めてという。

 通学路の電柱などに300台の防犯カメラを設置し、カメラにはビーコン受信器という道路の渋滞情報などでも使われている機器が備え付けられる。専用の端末を持った子どもが受信器の受診範囲内を通ると、その位置情報と時間をサーバーに送る。

 保護者らはサーバーからアプリを介してスマホやタブレット端末などで位置情報の通知を受けたり、画面で確認できたりする。子どもが持つ端末の大きさは35ミリ×23ミリ×6ミリで重さは7グラム。総事業費は8134万円。

 位置情報を得るのは有料で1カ月ごとの支払いだと月515円。端末費用などの初期登録料はかからない。4月から試験運用を始めており8月末まで無料。市内の全児童8262人(5月1日現在)のうち、6月初めで791人が利用している。

 市とALSOKはさらに21日に連携協定を締結。今回の防犯カメラだけでなく、児童を対象とした防犯教室、高齢者施設の管理者などを対象としたさすまた教室を開くなど、見守り環境の強化を図ることにしている。(堤恭太)