五輪・パラの学校観戦、大幅減 神奈川は16市町が中止

豊平森、岩堀滋、秦忠弘、上嶋紀雄
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 東京五輪パラリンピックの「学校連携観戦プログラム」について、神奈川県教育委員会は23日、市町村立学校の同日時点での参加状況をまとめた。参加予定は9市町村にとどまり、2月時点の25市町村から大幅に減った。県教委も、県立特別支援学校の参加をすべて中止した。多くの教委が新型コロナの感染が収束していないことを理由としている。

 県教委によると、23日時点で参加を予定しているのは、横浜、川崎、相模原、横須賀、鎌倉、藤沢、海老名市と、愛川町、清川村で、計261校。全体でチケット3万4933枚の申し込みがあった。

 2月時点では25市町村から8万8201枚の申し込みがあったという。その後、16市町がすべての観戦を中止。参加予定の自治体のうち、清川村を除く8市町でも、2月時点より参加予定枚数は減ったという。

 相模原市教委は、パラ陸上競技(トラック、フィールド)で確保していた市立小7校のチケット688枚をキャンセル。一方、五輪では、中学生と保護者ら計1142人が、男子サッカーなどを観戦する予定だ。

 藤沢市教委は、中学校2校のソフトボール観戦を中止。江の島沖が競技会場となるセーリングは、市立小中1校ずつ、計約300人が観戦予定だ。

 厚木市教委は保護者を含めて約5千人の観戦予定をすべて中止。綾瀬市教委も、中学生による五輪の観戦の中止を発表した。(豊平森、岩堀滋、秦忠弘、上嶋紀雄)