「あづち・はちまん ふるさと検定」開始へ

寺崎省子
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 安土城跡や八幡堀、水郷など滋賀県近江八幡市の歴史や文化、自然、習俗についての魅力を内外に発信し、市民にも愛着をもってもらおうと、「あづち・はちまん ふるさと検定」が今秋から始まる。第1回は10月17日に実施予定で、主催者は全国から受検者を募っている。

 市民や近江八幡観光物産協会などの団体でつくる任意団体「はちまん・あづちふるさとアカデミー」の主催。NPO法人秀次倶楽部や近江八幡ロータリークラブが共催する。

 近江八幡には、近江守護の佐々木六角氏の居城、観音寺城や織田信長安土城、豊臣秀次の八幡山城といった戦国時代の城跡が多い。また、八幡堀や水郷、八幡まつり(近江八幡の火祭り)といった観光資源や祭りも豊富で、多様な歴史と文化、自然に恵まれている。

 検定は、全国へそれらの魅力を発信して地域の文化や産業を振興する一方、まちづくりの担い手を育てるのが狙いという。

 今年度は初級のみ。2022年度に中級、23年度に上級を追加する予定で、中級を受検するには初級に合格している必要がある。

 織田信長と豊臣秀次に関する問題は必須で、旧安土町を含む近江八幡市域を中心に歴史や地理、文化、自然、習俗などから、4択式で全70問を出題。問題はアカデミーの会員でつくり、顧問の有識者が監修する。

 対象は小学5年生以上。100点満点で小学生は60点以上、中学生は70点以上、高校生・一般は80点以上で合格とする。合格者全員に認定証を贈り、最高得点者を表彰するという。

 8月にテキスト(税込み500円)が発売される予定。9月26日午後1時半から市文化会館で、城郭史に詳しい滋賀県立大学の中井均名誉教授らを招いた事前勉強会を開く。先着500人で参加無料。

 第1回検定は10月17日午前10時半から。会場は近江八幡商工会議所大ホールなど。希望者は9月17日までに申し込む。検定料は小中学生は無料、高校生・一般は1千円。問い合わせは、アカデミー(080・4616・6679)へ。(寺崎省子)