アウディ、26年から全新型車をEVに 環境対応強化

ロンドン=和気真也
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 独自動車大手アウディは22日、2026年から発売する新型車をすべて電気自動車(EV)にすると発表した。世界的に環境規制が厳しくなっていることに対応し、ガソリンやディーゼルエンジン車の製造は原則として33年までに終える。

 4年後に投入する新型エンジンの搭載車を最後に、新型車はEVへ切り替える。すでに軸足はEV開発へ移しており、25年には20車種以上を販売する計画。中国市場では33年以降もエンジン車の需要が見込まれるため、現地で生産する。

 アウディのマルクス・ドゥスマン最高経営責任者(CEO)は声明で「この計画で、電動車時代への力強い移行を明確に打ち出したい」と述べた。

 世界の中でも環境対策が進む欧州ではすでに、英ジャガーブランドが25年、スウェーデンボルボ・カーも30年にEVに専念すると発表。米フォード・モーターは欧州市場で30年までにEVに特化する方針だ。

 アウディは現在、トヨタと世界シェア首位を争う独フォルクスワーゲン(VW)グループ傘下にある。(ロンドン=和気真也)