療養ホテルから男性が行方不明 6階の窓にこじ開けた跡
久保田侑暉
大阪府は23日、新型コロナウイルスに感染し、大阪市内のホテルで療養していた20代男性が無断で外出して行方がわからなくなっていると発表した。男性の部屋は6階で、窓から外に出たとみられている。
府によると、男性は19日、宿泊療養施設になっている「アパホテル東梅田南森町駅前」(大阪市北区)に入所。21日午後4時20分ごろ、看護師が健康観察のために部屋の内線を使って連絡を取ったが、変わった様子はなかったという。
しかし、翌22日の朝から本人と連絡が取れず、午後0時50分ごろ、鍵を開けて看護師が部屋に入ると男性はいなかった。部屋の窓はストッパーがこじ開けられ、全開になっていたという。
保健所が行方を捜しているが、24日午前11時時点で男性は見つかっていない。府は警察に行方不明者届を提出することも検討しているという。(久保田侑暉)
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