「気持ち応えたかった」女性の相談乗る 千葉の刺殺事件

多田晃子、上保晃平
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 千葉県袖ケ浦市で5月、刺し傷がある女性(当時19)の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕されたアルバイト夏見翔太容疑者(23)=横浜市緑区寺山町=が、SNSを通じて女性の悩み相談に乗り、「相手の気持ちに応えたかった」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は殺害の経緯を慎重に調べている。

 県警は23日、夏見容疑者を千葉地検に送検した。

 捜査関係者によると、2人はSNSで事件の数日前に知り合ったとみられる。その後、LINEなどでメッセージのやりとりを重ねるなか、事件当日に2人で会う約束をしていたという。

 事件当日には夏見容疑者が現場近くのJR長浦駅を利用したことが確認されている。さらに、現場付近の防犯カメラには夏見容疑者によく似た人物が映っていることも確認されている。

 県警によると、夏見容疑者は5月7日ごろ、袖ケ浦市蔵波の竹林内で、近くに住む美容師見習の中込愛美(あみ)さんを刃物のようなもので突き刺すなどして殺害した疑いがある。中込さんは同月12日、竹林内で血を流して死亡しているのが見つかり、司法解剖の結果、刺し傷の深さは10センチ以上だった。(多田晃子、上保晃平)