次のアルツハイマー薬候補、米当局が画期的治療薬に指定

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ニューヨーク=真海喬生
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 米バイオジェンは23日、日本のエーザイと共同開発しているアルツハイマー病の治療薬候補「レカネマブ」が米食品医薬品局(FDA)から「画期的治療薬(ブレークスルーセラピー)」に選ばれたと発表した。重い病気に対する治療薬を早く開発するための制度で、迅速に審査されるなどの利点がある。

 アルツハイマー病は、脳のなかに「アミロイドβ(Aβ)」というたんぱく質がたまり、神経細胞を壊すことなどが原因と考えられている。レカネマブは、FDAが今月7日に条件付きで承認したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」と同様にAβを標的とした薬。脳内のAβを減少させ、認知機能の低下を抑えることをねらっている。

 発表によると、早期のアルツハイマー病の患者などを対象とした治験で「症状の悪化抑制」が示されたことを受け、画期的治療薬に指定されたという。現在、日米などで最終的な治験をしており、来年9月末までに結果が出る見込みだ。

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