双子パンダ誕生から一夜 高まる上野の「お祝いムード」

山口啓太
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 上野動物園東京都台東区)のジャイアントパンダ「シンシン」の双子出産で、地元がお祝いムードに包まれている。

 松坂屋上野店の正面入り口には24日、「祝 赤ちゃんパンダ誕生おめでとう」と書かれた長さ18メートルの懸垂幕が掲げられた。店内も垂れ幕で装飾。来店客にはパンダの顔が描かれた金太郎アメが配られた。

 横浜市の会社員女性(40)は開店前から、アメを目当てに並んだ。この後、上野動物園に行くといい「双子の誕生がうれしくていてもたってもいられなくて、お祝いの気持ちで来ました。とにかく無事に元気に双子が育ってほしい」と話した。

 松坂屋上野店に入る「山本海苔店」は、出産に備えて準備していた新商品をこの日から販売。入れ物のスチール缶に、コウノトリに運ばれる赤ちゃんパンダのイラストが描かれた紙を巻いた。売り場担当の女性従業員(57)は「双子の出産でパンダを楽しみに上野に来る人はたくさんいるはず。手にとって喜んでもらい、街もにぎやかになれば」と話した。

 老舗西洋料理店「上野精養軒本店 グリルフクシマ」では、ババロアとクッキーで双子パンダの顔を表現した「おめでとうパンダデザート」を出産当日の23日に考案し、24日から販売を始めた。(山口啓太)