分身ロボットが接客 難病患者ら遠隔操作 日本橋に開業

西畑志朗
【動画】分身ロボットカフェ、東京・日本橋にオープン=西畑志朗撮影
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 難病や障害などで寝たきりの人、外出困難な人でもロボットを操作して店員として働くことのできる「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」が6月22日、東京都中央区日本橋本町3丁目にオープンした。

 カフェは、遠隔操作できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を開発、製造し、移動困難者の社会参加や就労を支える「オリィ研究所」が運営している。

 カフェでは、約50人が自宅など遠隔からロボットを操作する「パイロット」として働く。パイロットは各テーブルに置かれたオリヒメで接客。タブレット端末と連動し、写真なども使いながら客とコミュニケーションし、注文を聞く。注文された飲み物は、高さ約120センチの自走型の分身ロボット「OriHime―D」が席まで運ぶ。こちらもパイロットが遠隔操作し、客と話すことができる。

 神奈川県海老名市の自宅から接客した岸田瞳さん(41)は片頭痛性めまいがあり、外で働くことが難しい。「社会とつながる機会を持つことは大切だと実感している。一緒にランチをしているみたいとお客さんに言われうれしかった」と話していた。

 カフェの営業は午前10時~午後7時。ロボットが接客する席は正午からで、WEBでの予約が必要。西畑志朗