接種会場に「いいね」 病院の理念外し「切り絵」飾る

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嶋田圭一郎
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 「ワクチンを打ちに行って、こんなのいいなあ、って思ったんですよ」。愛知県東海市の公立西知多総合病院で今月、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた知多市の80代男性は、不安から一転、晴れやかな気持ちになった。

 「テレビに映る接種会場はどこも、殺風景でしょ。みんなうつむいて、黙って、ちぢこまって座って」

 「早く打ちたかったけど、何ともいえない不安があったんですよ。でも病院の心配りなのかな。気持ちが和らいだんです」

 どこもそうだが会場に行けば、接種券はあるか、身分証はあるか、予診票への記入は済ませたかと、注意書きの掲示がびっしり。緊張感も高まる。

 でも接種を受けた後、経過観察の場に飾ってあった6枚の切り絵の見事さに目を奪われた。「ああ、いいなあ」。余計な考えは思い浮かびさえしなかった。

 切り絵は、病院が市民の作品…

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