首相と閣僚の認識、なぜズレた「100万回」の達成時期

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坂本純也
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 新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、菅義偉首相が掲げる「1日100万回接種」に達したことが24日、分かった。加藤勝信官房長官が同日の記者会見で、今月9日など複数の日で接種者が100万人を超えたと発表した。首相は約2週間前に「達成」したことを宣言していたが、この2人の間の「ズレ」はなぜ生じたのか。

 「ワクチン接種こそが切り札だ。昨日は100万回を超えてきた」

 首相がはじめて「1日100万回達成」に言及したのは、9日午後にあった立憲民主党枝野幸男代表との党首討論だった。同日夜、記者団に根拠を問われ、「どこで100万回というのは分からないが、このところは大体その数字になってきている」などと、言葉をにごした。

 この日の首相官邸のホームページ(HP)によると、8日時点の合計のワクチン総接種回数は前日比で約102万人増加していた。ただ、この数字には「前日分」の接種回数だけでなく、「過去分」も含んでいると注意書きがある。

 党首討論の約5時間前。加藤氏は9日午前の記者会見で、「1日100万回」に届いたのかを問われ、「昨日の接種回数プラス一昨日以前で後から報告が上がってきたものも入っている」と説明し、1日100万回は「未達」との認識を示していた。

 そもそも全体の接種回数は…

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