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ワクチン接種で医療機関のクラスター減少 厚労省調査

新型コロナウイルス

市野塊
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 新型コロナウイルス対応で医療従事者へのワクチン接種が進むなか、医療機関でのクラスター(感染者集団)の発生が減っている。厚生労働省の調査によると、先行接種が始まった2月中旬と直近の6月を比べると、発生した全クラスターに占める医療機関の割合は最大10分の1程度に低下。ワクチン接種が進んだためだとみられている。

 医療従事者らへの先行接種は2月17日に始まり、今月24日時点で2回目の接種を終えた人は460万人を超えた。対象者の9割程度となったとみられる。

 接種率と2人以上の感染者が出たクラスターの割合を比べたところ、1週間ごとの全クラスターに占める医療機関の割合は2月中旬に約29%だったが、以降は下降傾向になった。6月には約3%まで下がった。全陽性者数に占める医療従事者の割合も2月以降、この春の「第4波」を通しても減る傾向が続いている。

 厚労省は23日にあった専門家組織の会合で調査結果を示した。専門家組織の脇田隆字座長は同日の会見で「ワクチン接種が進んでいることが相関していると見える」と述べ、ワクチンの効果が出ている可能性を指摘した。(市野塊)

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