「雨中の悲しい別れ」 香港リンゴ日報の最後の紙面は

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台北=石田耕一郎
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 香港政府に資金源を断たれた香港紙「リンゴ日報」は24日に発行した最後の紙面で、中国と香港の民主化を追求してきた過去の紙面を振り返りつつ、創刊から26年間にわたる読者の支持に感謝し、別れを告げた。主な掲載記事を紹介する。

第1面

 20ページにわたる本紙の1面トップには、「私たちはリンゴ(日報)を支持する」という見出しで、23日夜に雨の中をリンゴ日報本社に駆けつけて別れを告げる読者の写真を掲載した。

写真・図版
香港紙「リンゴ日報」の最後の紙面になった24日付の1面。「香港人、雨中の悲しい別れ」という見出しを掲げた=台北、石田耕一郎撮影

 記事では、香港国家安全維持法違反の疑いで同社への捜査が続く状況に触れ、記者らの安全面も考えて発行中止を繰り上げたと説明して読者に理解を求めた。また、24日の紙面は過去最高となる100万部を発行するつもりだと宣言し、「さよなら、香港人、ご自愛を」と記し、長年の支持に感謝を示した。

 ■第2面…

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