「求む!UFO情報」 国内唯一の研究拠点、福島に開所

力丸祥子
【動画】「国際未確認飛行物体研究所」(UFO研究所)が開所=力丸祥子撮影
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 米国の実業家が1947年に初めて空飛ぶ円盤を目撃した日を記念する「UFOの日」の24日、福島市飯野町に国際未確認飛行物体研究所(通称・UFO研究所)が開所した。世界各地から目撃情報を集めて分析し、ホームページで発信し、イベントも計画する。

 「世界的に注目される研究所になる。どんどん情報をお寄せいただきたい」

 40年以上にわたり世界の謎と不思議に挑戦する月刊誌「ムー」の編集長で、初代研究所長に就いた三上丈晴さんが開所式であいさつした。

 市中心部から車で約30分の旧飯野町にある円錐(えんすい)形をした山、千貫森(せんがんもり)の付近では古くから未確認飛行物体の目撃情報がある。地域では約30年前からUFOの里として町おこしに取り組む。山の中腹には「UFOふれあい館」が1992年にオープンし、関連資料約3千点を収蔵し、一部公開している。

 UFOを巡っては、昨年から米国防総省が機密映像を公開し、近日中に米議会に「UFO報告書」を提出するなど国際的な関心が高まっている。そこで、館内に国内唯一という研究所を立ち上げ、地元の商工会員ら約10人のほか、英語での広報を担うオーストラリア出身の「特殊研究員」がメンバーとして名を連ねる。

 一般の人も会費(1万~3万円)を払えば、1~3年間「研究所会員」になれ、特製Tシャツや地元の日本酒のプレゼントやUFO遭遇イベントなどにも参加できる。

 また、研究所のホームページでは8月末まで福島市周辺のUFO目撃情報を集めている。目撃場所や形、色など全18項目に回答した人には後日、調査結果をまとめた報告書がメールで送られてくるという。

 6月26~27日には開所記念イベントとしてミステリーツアーを開催。ガイド付きの千貫森の登山や名物の揚げおにぎりなどの販売を予定する。飯野町商工会の斎藤弘会長(66)は「コロナが収束したら、ぜひ世界各地から不思議体験をしに、飯野に来てもらいたい」と話した。(力丸祥子)