菅首相題材の映画、公式ツイッターアカウントが一時凍結

神宮桃子、編集委員・石飛徳樹
[PR]

 菅義偉首相を題材にした来月公開の映画「パンケーキを毒見する」を配給するスターサンズは24日、同作の公式ツイッターアカウントが凍結されたと明らかにした。23日夜から24日未明の間に凍結されたようだといい、同社はツイッター社に異議申し立てをしたが、24日午後8時時点で反応がないという。

 「パンケーキを毒見する」(内山雄人監督、7月30日公開)は、菅首相の政治姿勢を、国会での答弁など様々な角度から検証した政治バラエティー映画。自民党石破茂衆院議員や村上誠一郎衆院議員ら、多くの政治家も出演している。テレビマンユニオンが制作し、スターサンズが配給。俳優の古舘寛治さんがナレーターを務めている。

 ツイッター社はアカウントを凍結する理由として、「攻撃的なツイートや行動」などを挙げているが、スターサンズは「ガイドラインにのっとった投稿をしていた」としている。映画を企画した河村光庸・スターサンズ社長は「公式アカウントが突然凍結され、とても驚いている。もし政治的な理由だとしたら大変な問題だ」と話している。(神宮桃子、編集委員・石飛徳樹)

     ◇

 アカウントは25日午前9時すぎに凍結が解除され、見られるようになった。

 凍結解除を受け、スターサンズの河村社長は「まだアカウントを開設したばかり。作品の告知しかツイートしていない段階での今回の凍結はとても看過できない。本日中にもツイッター社に説明を求めるつもりだ」と語った。

  • commentatorHeader
    津田大介
    (ジャーナリスト)
    2021年7月1日19時39分 投稿
    【解説】

    ツイッター社のアカウント凍結や、問題投稿の削除などの判断は、最終的には米国本社の人間が行っていますが、人員には限りがあるため、ツイッター上の「報告(通報)」機能を活用することでサポート人員の負担を軽減しています。内部的な凍結基準の詳細は開示

  • commentatorHeader
    佐藤武嗣
    (朝日新聞編集委員=外交、安全保障)
    2021年6月25日11時43分 投稿
    【提案】

    菅義偉首相を題材にした映画配給会社の公式ツイッターアカウントが凍結されたという。ツイッター社に政治的圧力があったのか、同社はアカウント凍結の理由をまず説明すべきだ。「基準」を示さず、倫理規定違反があったのか、特定の勢力の働きかけがあったのか