首都の未来、各党が訴え コロナ禍の東京都議選始まる

東京都議選2021

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 東京都議選が25日告示され、党首らが各地で第一声をあげた。新型コロナウイルスの感染再拡大の兆しが見えつつある中、どの政党、どの候補者に首都の未来を託すべきなのか。9日間の選挙戦が始まった。投開票日は7月4日。

都民ファーストの会・荒木千陽代表

 古い議会を新しくしようと4年前、小池百合子都知事に賛同し改革に取り組んだ。200億円の政党復活予算を廃止し、女性や子育て政策、議員専用車の削減も実現してきた。改革の灯火を消してはならない。

 国は新型コロナウイルスの水際対策に失敗し、ワクチンの確保でも世界に後れを取った。本当に何をやっているのかと言いたい。古くて頼れない国に都民の命や生活を任せるわけにはいかない。党名の通り、都民を第一に考え、冷え込んだ経済を再生し、命と生活を守っていく覚悟だ。(中野区の選挙事務所)

自民党菅義偉総裁

 コロナ禍の選挙戦。東京は予断を許さない、極めて厳しい状況にある。ワクチン接種に全力(を挙げ)、国民の安心安全を何としても確保したい。

 東京五輪まで1カ月を切った。最優先は安全、安心。万全の準備のなかで大会を進めたい。コロナ禍に直面している時だからこそ世界が団結し、人類の努力と英知で難局を乗り越えていく大会にしたい。

 4年前の雪辱を期すため地域に足を運び、歯を食いしばってきた。現場を熟知する自民の候補者だからこそ政策を実現できる。(千代田区の自民党本部)

公明党山口那津男代表

 東京都にコロナの対応策を公明党が次々と提案をし、ほとんど実現した。こういうことができるのは公明党しかいない。国政、都政、市区町村政のネットワークを生かした結果だ。

 都民ファは国会議員がゼロ、国政と連携することもできない。立憲や共産は、ワクチンについて、承認に日本人のデータが必要だと言った。そのために3カ月、承認が世界から遅れた。それなのに、ワクチン接種が始まると政府の取り組みは遅い、失政だと批判するのは天につばする行為だ。(調布市のつつじケ丘駅前)

共産党志位和夫委員長

 深刻なコロナ危機が続くもとでの選挙となった。都民に苦しい自粛に次ぐ自粛を求めざるを得なくなっている。やるべきことを怠ってきた政治の責任。菅政権と小池都政による人災ではないか。五輪パラリンピックを開催していいのか。都議選の大争点になっている。五輪は自然災害ではない。人間が行うイベントだ。政治が決断すればいつでも中止できる。五輪を中止し、命を守れ。都議選の結果は国政に大きな影響を与える。都議選での共産党の躍進で菅政権にさよならの審判をくだそう。(新宿区の新宿駅西口)

立憲民主党枝野幸男代表

 私たちの国はどこかで道を誤った。新型コロナの感染が拡大したこの1年半の話ではない。改革だ、競争だ、自己責任だ、役所は小さければ小さいほどいい、どこかで行き過ぎたのではないか。なぜ病院に入れない人が出てくるのか。明日の暮らしにも困る人が出てくるのか。誰にでも自分の力だけではどうにもならない時がある。

 衆院選で変えなきゃいけない。その前に、国の政治を変えることと同じぐらい、東京都民の暮らしを守る政治をつくるチャンスが今日から始まった。(武蔵野市の吉祥寺駅前)

日本維新の会片山虎之助共同代表

 都議選は特に重要な選挙だ。すぐ後にある衆院選の前哨戦だ。国会では、自民党とも仲良くするが、反対の時は必ず提案する。言ったことは必ずやる。国政と都政を連動してやっていくために、この選挙でぜひ押し上げていただきたい。(大田区の蒲田駅前)

東京・生活者ネットワーク・山内玲子代表

 一部の政治家や有力者がものごとを決める政治に決別するチャンスだ。コロナ禍での五輪の開催は、即刻中止を求める。貧困と格差の深刻さもコロナ禍で改めてわかった。非正規雇用の4分の3は女性。ジェンダー平等で政治を変える。(国立市の国立駅前)

国民民主党玉木雄一郎代表

 経済と感染対策の両立を図るモデルを東京から発信する。五輪はステージ4に入ったら無観客を即断すべきだ。(世田谷区)

れいわ新選組山本太郎代表

 今、五輪を開催するのはリスクだ。五輪は一部の者に金を横流しするだけ。都民の命と健康を守る。(足立区の北千住駅前)

古い政党から国民を守る党・立花孝志党首

 小さな声を拾い集め、聞くだけじゃなくてフィードバックする。少数派の声を大事にして税金を使う。(大田区の蒲田駅前)